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超音波検査士|症例レポートの提出までの流れ

超音波検査士症例レポート提出までの流れ 検査技師になってから
超音波検査士症例レポート提出までの流れ

超音波検査士を受けたいけど、自分に症例レポートなんて書けるか不安。
そんな人に向けて書き方をイメージしやすくするためにざっくり全体像を説明します

こんにちは、超音波検査士を2領域保持しています、おはるです。

超音波検査士を受けることにした人、受けるか悩んでいるから自分にも書けそうか先に知りたい人。
そんな人たちに向けて、症例探しから提出までの道のりをまとめました。

イメージできるだけで受験のハードルがグッと下がるよ。

先数年の受験計画の参考にしてね。

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受けられるか不安➡症例が足りるか探してみる

実技試験は、まずは症例探しから始まります。

  • 試験対象を知る
  • 対象症例の実際の症例を書き出してみる
  • 施設のレポートを漁って、自分のレポートが足りているか知る
  • 足りない場合は…

順番に見ていきましょう

(1)試験対象を知る

まずは、第39回の超音波検査士認定試験の「実績作成の手引き」を参考に、受けたい領域の「疾患内容内訳」と「症例数」を確認しましょう。

(2)対象症例の実際の症例を書き出してみる

次に、「疾患内容内訳」の下に「*」で具体的疾患が載っていますのでそちらを確認しましょう。
これだけでかなり、何の症例を提出するかクリアになりますね。

さらに、「よくある質問」を確認します。
今現在は、症例分類の問い合わせ対応は行われていません。しかし過去にあった問い合わせを元に、勘違いが多そうな症例・所見について対象や分類が言及されています。

例えば、所見欄に「胸水」「腹水」「結石」を所見として書かない、鼠径ヘルニアは消化器領域に入らない。そんな小さなミスで減点されたくないですよね。念には念を入れてしっかり目を通しましょう。

(3)自分のレポートが足りているか知る

提出出来るのは「自分がエコー検査を行った症例」と決められています。
綺麗な画像が残せているか(+確定診断に至っていれば書きやすい)を確認し、書けそうな症例がいくつあるか確認しましょう。

綺麗な画像がなくても、それが珍しくない症例であれば提出までに画像が手に入る可能性が高いです。
しかし気になるのは希な症例が足りない場合ですよね。

(4)足りない場合は…

こちら、筆者だったらどうするか、どうしたかと言う話です。

①全く希症例が存在しない場合
私だったら別領域の受験を考えます。実際、2領域でどちらにするか悩んで症例が無い方は諦めました。
全く受験せずに停滞するのは避けたかった為です。

②汚くとも画像が残っている場合
その症例は文章の充実さで勝負します。また、6割で合格なので、他症例を完璧にするつもりで書き上げます。

実際、1症例ギリギリ所見が分かるような写真が1枚しかなかったり、1症例手痛い解剖の表記ミスをしたりしましたが、他症例で点が取れたのがその年も無事合格に至りました。

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実際にレポートを書く時の注意事項

注意事項は、前述した「「実績作成の手引き」」と「よくある質問」をしっかり読む事に尽きます。
これだけ押さえておけばOKと言う量ではないので、自分の身は自分で守りましょう。

一つ筆者の経験として、レポートの「超音波検査所見」と「超音波所見と臨床診断との関連について」の比率は変えても大丈夫でした。

以下はもしかしたら減点かもしれないが、こんな事をした筆者も合格出来たと言う話↓

  • ドプラ波形画像は、数値が見えていれば全波形乗せなかった
  • ドプラ波形のシェーマは、1波形のみ描いた
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レポートの送付方法は?

必要書類をファイルに入れ、A4サイズの封筒に入れて投函しましょう。
日本超音波医学会の提出書類のページを熟読して、もれなく準備してくださいね。

筆者は必要書類をレターパックライトで郵送しました。
症例レポートは裏表印刷し、まとめてクリアファイルに入れてからレターパックに入れましたが無事郵送出来ました。
普通の封筒でOKですが、レターパックは追跡サービスがあり土日の配達もしてくれるためお急ぎの方にオススメ。

※レターパックの料金は2024年10月1日からの郵便料金変更に伴い値上げが行われます。
・レターパックプラス:520円➡600円
・レターパックライト:370円➡430円

封筒には、自分の住所、氏名、受付番号(抜け漏れ注意)を明記します。
筆者は住所を職場にして提出しましたよ。

注意点
※書類は一枚ずつをクリアフォルダに入れたり、ホチキスやクリップで留めないでください。
※レターパック(プラス、ライトどちらでも可)を利用する場合、中に封筒は不要です。

上記のことが第39回試験ページに記載されています、参考にしてください。

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