この記事では、タスクシフトの受講方法をまとめました。
- タスクシフトの受講を決めた人
- 受講を悩んでいて、受講方法を先に知っておきたい人
- 受講したいのにやり方が分からない人
こんな人にオススメです。
まだ受講を悩んでいる人、タスクシフトって何?という方に向けた記事はこちら。
タスクシフトの受講を決めたら、すぐにでも申込みページを一度開いてみましょう。
理由は「実技講習は都道府県別に開催されていて、残席に限りがある」からです。
実技講習開催日に合わせて、基礎講習の視聴が必須。
早めに準備しておこう。
おおまかな流れ
①受講申込み
②オンライン基礎講習の視聴と確認テストの合格
③基礎講習修了の登録
③実技講習の申込み
④受講料の支払い
④実技講習の受講
⑤登録、完了
確認試験はオンラインですし、実技講習は都道府県別に随時開催されるため、通年いつ申し込んでも大丈夫です。
受講終了までの流れを順番に見ていきましょう。
受講申請について
まずは、日本臨床衛生検査技師会のホームページから、受験申請を行います。
「講習会参加を申し込む」をクリックし、「注意事項を確認しました」にチェックしたら「行為集会申込みはこちら」から先に進みます。
すると都道府県別の実技講習会の開催予定日と残席数が表示されます。
近辺に開催予定がない場合もありますので、受講できる講習会場があるか確認しておきましょう。
その後は「タスクシフト厚労省指定講習会を申し込む」から先に進みます。受講料金は、日臨師の会員:1万5千円、非会員:4万円です。
受講申請すると登録したメールアドレスに申請受領メールが自動配信されます。
申請受領メールに記載されているURLをクリックすることで申請が完了。
受講申請から48時間以内に完了しない場合、自動的に受講申請がキャンセルされます。その場合は、改めて受講申請手続きをおこなってくださいね。
参加費入金期限(支払期限)について
実は基礎講習は受講料無料となっていて、履修する事で実技講習への参加申込が可能となります。
実技講習の申込後は、実技研修開催日の10日前までに受講料の入金が必要です。
マイページの「決算」から入って、支払い方法を選びましょう。
「クレジットカード決済」「払込票方式決済(コンビニまたは郵便局)」どちらかを選択できます。
ただし「払込票方式決済」は実技研修開催日の20日前まで。それ以降はクレジットカード決済しか出来ないので注意してください。
支払期限以降に入金した場合は、システム上入金処理されますが受講申請が自動キャンセルされます。
実技講習が受講再申請できるようになるので、改めて受講申込をおこないましょう。
基礎講習視聴と履修登録
8コンテンツ計700分の動画とコンテンツ毎の確認試験からなります。
各動画の途中で、キーワードが表示されます。確認試験ではキーワードの入力と設問の回答が求められますのでしっかり視聴しましょう。確認試験に全問正解する事で視聴完了となります。
基礎講習の8コンテンツ全ての視聴に加え、確認試験に合格する事で基礎講習履修となります。
確認試験に合格すると次のコンテンツが表示されるので、1から順に視聴していきましょう。
注意点として、動画が最後停止するまで完全に観きってください。
全て見終わった後は、履修登録ボタンをクリックするだけで履修登録されます。履修登録まですることで、実技講習の申込に進むことができます。
受講票発行について
締め切り日までに入金すると、実技研修開催日の5日前を目安に、受講番号が割り振られて受講票が発行できるようになります。メールがきますので、受講票を印刷してください。
また、受講票は顔写真(サイズ:横3cmx縦4cm)の貼付が必須です。忘れずに貼ってくださいね。
実技講習
当日は時間厳守で会場へ向かいましょう。遅刻しても受講可能ですが、受講完了とはならないので注意です。
持ち物は、顔写真を貼った受講票・筆記用具、白衣(スクラブ・KC等可)、マスクです。
着色水(疑似血液や疑似薬液)を用いるので、白衣を着用しましょう。また、実技講習はマスク着用が必須。マスクが無い場合は、受講を断られることもあります。
成分採血や誘発電位の手技講習はありませんので、基礎講習でしっかり学んでください。
修了証明書について
修了証書は、実技試験の受講完了後に日臨技から郵送にて送られてきます。
再交付も可能ですが、国家資格の一部付与証明書となりますので、きちんと保管しておきましょう。
また、性の変更は義務ではありませんが行うことができます。その場合は破損や紛失と同様に、再交付手数料が必要となりますので注意してください。
まとめ
周りに受講者がいなくても、サイト自体が分かりやすいので安心して受講できます。
サイトに受講ガイダンス(PDF)もまとまっているので、実際の画面で見たい人はそちらも参照ください。また、細かい質問等はこちらの「Q&A」ページを参考にしてくださいね。
令和8年からは実技会場が減る可能性があると記載されています。
検討中の方はお急ぎください。
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